今の超低金利時代、預金金利が大手の100倍だ1,000倍だといっても、生活が豊かになる程の金額はもらえません。
豊かどころか、何かが買える金額ですらありません。
そのためどんな金利だろうと全く魅力はないが、どうせ口座を作るなら少しでも得する方法を考えてみました。
大切なのは2つ。
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1番目さえ理解すれば、同時に2番も理解できるため、以下で説明します。
01.預金利息がどれだけ少ないかを理解する
2019年3月1日現在、高金利といわれる銀行の定期プランについて、100円を得るまでにどれだけの資金と期間が必要か計算しました。
銀行名 | 金利 | 期間 | 最適金額と受取利息 |
100円を受け取るために必要な金額 |
---|---|---|---|---|
住信SBIネット銀行 |
0.30% | 3ヵ月 | 6円/8,203円 | 139,451円/3ヵ月 |
楽天銀行 資金お引越し定期 |
0.21% | 1ヵ月 | 6円/37,245円 | 633,165円/1ヵ月 |
SBJ銀行 なのかちゃん |
0.10% | 1週間 | 6円/312,858円 | 5,318,586円/1週間 |
銀行預金の場合は100円を得るまでに、3ヵ月で14万、1週間だと 530万円の元金が必要です。
しかもこれは、利子から税金が引かれないように最適化している金額であるため、実際はもっと多くの元金が必要です。
つまり銀行預金の金利をチェックしてお金を増やそうと思った場合、ものすごく効率が悪い。
02.銀行のキャンペーンを利用する
これだけ利息での資金調達効率が悪いとわかれば、金利は無視できるレベルと言える。
そこで、「1.口座作成する時期」をうまく調節して、各銀行が行っているキャンペーンを利用して大きく現金やポイントを得る(楽天カードの入会特典と同じようなもの)。
基本的には新生活が始まる時期と、ボーナスが出る時期に行っている時が多い。
「作りたい銀行名+キャンペーン」
で検索していれば、過去に行っていたキャンペーンなども出てくるので、次回キャンペーンの開催時期の予測も立てやすいと思う。
キャンペーンの内容や金額はそれぞれだが、利息でお金を稼ぐよりは、はるかに効率がいいはずです。
定期預金を組もうと思っている資金がある場合は、金利は悪くても普通預金でお金をいつでも動かせる状態にしておき、キャンペーンが開催されたときにその商品に使った方が利回りも効率も圧倒的にお得になります。
新生活や仕事の関係でなどで待ったなしで口座を作らないといけない人は、「2.紹介もしくはポイントサイト経由での口座作成」を利用してください。
こちらも利息に比べれば魅力的な内容だと思います。
例え両方できなかったとしても、入会後にもキャンペーンは開催されるため、こまめにキャンペーンをチェックするのもいいかもしれません。
03.お得な常設プログラム
とは言ってもキャンペーンのたびに口座を作り、メインバンクを毎回変更する訳にはいかないと思います。
ここでは私自身が使用している銀行とプログラムを紹介します。
【スルガ銀行 ANA支店】
ANAマイルが貯まりやすいだけの口座だったが、2017年8月1日から「スルガSTARプログラム」と言うものが開始されました。
このプログラムで魅力的なのが以下二つ。
- 振込手数料10回無料
-
提携ATM手数料無料
しかも達成条件が緩く、月末残高20万円以上とデジタル通帳の契約だけです。
給与振込、クレカや公共料金の引落しに対しマイルも付与されるので、メインバンクとして使用しています。
【楽天銀行】
金利もトップクラスですが、貯まるポイントが圧倒的に多いです。
正直金利よりポイントメインですが、楽天証券との連携で普通預金の金利が0.10%になりますし、常に魅力的なキャンペーンが開催されています。
またLINE Payへの入金口座としても設定しています。
LINE Payへの1回の入金につき、3Pの楽天ポイントが貯まるため、100円ずつ入金すれば、非常に多くのポイントが貯まります(1日15回×3P=45Pまで)。
※2019年4月12日よりLINE Pay入金での楽天ポイント付与の対象外になりました。
さいごに
今の時代、金利は必ず改悪されます。
そのため金利目的で銀行を選んでしまうと、
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