今回は、以前に書いた以下2つの記事と関連し、今年の年収と手取りについて報告します!
年収800万円では実際の手取りがどれくらいあるのか?
そんな疑問解消の一助となればいいなと思っています。
今回も源泉徴収票の額での計算となるので、実際に振り込まれた手取りとは多少のずれはあると思いますが、だいたの理解はできると思います。
年収800万円とはどの程度のものなのか、イメージと現実のすり合わせに役立ててください!
属性
2021年時の属性と条件です。
2021年11月から単身赴任となりましたが、それ以外は特に変化ありません。
- 年齢:34歳
- 家族構成:妻(扶養無し)、子供一人
- 勤務先:東証一部上場企業
- 勤務地:大阪府(11月から東京勤務)
年収と手取り
サムネイル画像の通りですが、2021年1月~12月の年収と手取りを紹介します。
- 年収:¥8,104,558
- 所得控除後の金額:¥6,194,102(年収と所得の差額:¥1,910,456)
- 手取り額:¥6,521,858円(年収と手取りの差額:¥1,582,700円)
- 手取り率(手取り/年収):80.47%
※実際は部活動費や組合費が引かれ、実際の手取り額はもう少し少ないです。
会社の業績が良かったため2020年と比較し年収が一気に90万円近く上がりましたが、手取り額は34万円程度しか増えていません!
2020年は育児休暇を取ったため特別な年であるため、通常時と同じである2019年と2021年を比較すると、年収は116万円程UPし、手取りは69万円程増加しました!
参考までに過去の年収と所得額は以下の通りです。
2019年(子なし/扶養なし)
|
2020年(子1人/妻扶養)
※年末に育休所得したため、社会保険料大幅減となり手取り率UP! |
3年間を比較して
2019年の場合
結婚していましたが夫婦でフルタイム勤務、子なしであったため、税金絡みでは控除が最も少なく、不利な状況でした。
手取り率は8.4割、逆に言えば1.5割は税金のために仕事をしている状況です。
2020年の場合
子供が生まれ、年末に育休をとったため、12月の給料とボーナス時の社会保険料が免除されました。
具体的には以下の保険料です。
- 基本健保料
- 特定健保料
- 年金保険料
2019年と2020年のボーナス額がほぼ同じであったため、前年比のボーナスでざっくり22万円程、12月の給料は11月分と比較して約5万円手取りが増えています。
また2020年12月には育休を取得した日数分の給料が訳5万円程引かれましたが、3月に育児休業給付金として約6万円が振り込まれたため、金額だけでも単純に1万円のプラスです。
細かい話をすると、育児休業給付金は非課税であるため、6万円+30%の効果があります。
そのためトータルで約30万円程度手取りが増加していることになります!
⇓育児休業に関しての詳細な金額は以下記事で説明しています⇓
2021年の場合
妻も職場復帰し、扶養は子供1人です。
妻の扶養はなくなり、子供1人増えていますが、手取り率は大きく下がり約80%になりました。
2020年は特別な年なので例外とし、2019年と比較するとやはり年収が増えると手取り率が下がっていくことが読み取れます。
子供がいる場合のお金のかかり方
お金の損得で子供をつくるかどうかを決める人はいないと思いますが、ここではあえてどれだけの増減があるか述べてみます。
2021年4月から保育園が始まりました。
保育料は約6万円/月ですが、児童手当が毎月¥15,000支給されるため、支出としては¥45,000/月です。
それ以外は、子供は頻繁に病院に行きますが、大阪市の実費は¥500/回と少ないので、今回は¥1,500/月と計算します。
そのため、私の家庭では子供にかかる固定費だけで年間約55万円程となります。
実際の生活レベルはどうか
2020年と比較し手取り額の増加は35万円程で、子に掛かる費用の上乗せが年間55万円程あるため、結論としては700万円のときと何も変わりはありません!
年収800万円という響きはかなり高収入というイメージでしたが、生活レベルとしては年収700万円と比較しても大きく差がないことがわかりました。
我が家の固定費は以下の通りです。
合計:-334万円 |
2021年の手取り額は約650万円なので、約半分は固定費に消えます。
また2021年は、上記の固定費とは別で家族の生活費が220万円程かかったので、トータルでざっくり100万円が残ります。
ここから、私の個人的な支出(被服費,飲み代等)が130万円であったため、トータルでは年間マイナス30万円程度になる計算です。
妻の個人的な支出は含んでいないので、つまり年収800万円で私と同様の生活レベルであれば、明らかに収支はマイナスになります。
そのため、子持ちで年収800万円の場合は毎週の外食、毎月の国内旅行、年に一回の海外旅行などは不可能です!
我が家の場合は、月1回の外食、年1~2回の国内旅行といったところです。
車があればもっと大きなマイナスになっていますね。
以上のことから年収800万円でも、専業主婦、子持ちでは思ったより贅沢な生活を送れないことが分かると思います!
最後に
前回も書きましたが、体感としては年収650万円を超えたあたりから、生活レベルはほとんどほとんど変わらないと思います。
年収の額を利用し住宅ローンの審査が通りやすくなったり、転職条件をより良いすることには使えると思いますが、800万円では納める税金も多くなり、さらに増えていくと住民税の増加とともに保育料も増加し、さらに児童手当も減額されます。
2022年の年収は、単身赴任手当等があるため更に増加する見込みです。
もうここまできたら、思いっきり稼ぐ方にシフトしていこうという決意ができました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント