Step 0 借金がある人向けの完済方法

※今回の「借金」とはクレジットカードのリボ払いやキャッシング、消費者金融からの借り入れのことを指し、無利子の奨学金や住宅ローン、また特別な状況や事情のある人は除いて考えます。

ここでは、返済方法を工夫して少しでも早く、少ない額で完済すること」を目指します。

前提として、リボやキャッシングなど高金利の借金は、年収400万円前後の場合、借入額が100万円を超えると完済が難しくなります。

そのためリボやキャッシング等の借りれ残高が100万円に近い人はほぼ赤信号だと自覚し、すでに100万円を超えている人は、信頼できる人に相談し、お金を借りるのではなく返済や管理を手伝ってもらうことをお勧めします!

そもそも借金を作るのは、金勘定が下手だからです。

お金については学校ですらきちんと教えてくれないので、下手なことについては仕方がないと考えていますが、下手な結果が今の借金に繋がっているので、これまでの管理方法では借金が改善することはないと自覚し、今までの生活を改める必要があります。


支払い額を減らす具体的な手順

  1. 自分の借金の総額と利率を把握する
  2. おまとめローン等に申し込み借金を1本化する
  3. 利率の高いところから優先して返済する
  4. 支払いの件数を減らす

この4つを確実に実行し、無策の時と比べ大幅に返済額をと返済期間を減らします!

 

自分の借金の総額と利率を把握する

まずは総額と金利を把握する必要があります

理由の一つとして、例えばおまとめローンに申し込む際、いくら借りれば借金を1本化でき、おまとめローンの金利がいくらであれば今より返済額と返済期間が減るのかを知るためです。

借金がある人はここができておらず、全容を把握できていないためゴールが明確になっていないことが多いです。

把握する際は、リボやキャッシングだけでなく、携帯の割賦金や滞納している家賃や公共料金もきちんと計算に入れてください!

自分が蔑ろにしてきた過去を振り返るのは痛みを伴いますが、この把握作業が終われが終われば残りは前向きな対応だけなので頑張ってやりましょう。

数字が多く混乱すると思うので、Googleのスプレッドシートを使う事を強くお勧めします!

 

おまとめローンに申し込み借金を1本化する

借金に苦しんでいる人は、複数社から借り入れをしている状態と想像します。

その場合、返済件数、各社の返済日、各社の返済額を把握するのは非常にストレスが大きく、脳のメモリが「返済」に支配されてしまいます。

そこで借金を1本化し、管理を容易にして脳のメモリを解放します。

おまとめローンが現実的ですが、幸運にも親や親族から無利息で借りられるのであればそれを利用してください。

1本に纏めることにより、完済というゴールも明確になり、前進するエネルギーが湧いてきます。

 

利率の高いところから優先して返済する

おまとめローンの審査が通らない場合は、金利の高い会社から優先して返済します。

基本的にリボやキャッシングの金利は年利15~18%です。

年利15%で100万円の借金をし、毎月2万円を返済した場合、返済方式にもよりますがトータルの返済額は約132万円~158万円です。

年利18%なら186万円にもなり、約8年かけてようやく完済です。

そしてこれは、一度も返済遅延せず、かつ残高が一度も増えない前提の計算なので、おそらく実際の返済期間はより長くなり、と返済額も多くなると考えています。

そこで、少しでも返済期間と返済額を少なくするために以下3つの小技を使います。

定期預金を返済に充てる

定期預金がある場合は、私なら元本割れをしてでも解約して返済に充てます。

理由は、定期預金で得られる利息より借金に掛かる金利の方がかなり大きく、定期預金を崩してでも早く返済した方が返済期間と返済額が少なくなるためです。

定期預金で得られる金利は多くても年利0.2%で(しかも利息には20%の税金がかかる)、借金の金利は年利15%と300倍の差があります。

具体的に1年間100万円の借金にかかる金利と、預けた場合の利息は以下の通りです。

  • 借金金利15%:-¥150,000
  • 定期預金金利0.2%:+¥160

この通り、100万円を1年間預けて得られる金額はたった¥160ですが、100万円の借金にかかる利息は¥150,000です。

そのため、解約して繰り上げ返済をすることにより¥149,840の利息支払いを免れることができます!

当座繰り越しを使う

どうしても定期預金を崩したくない、崩せない理由がある場合は、「当座貸越」を使っての返済をお勧めします。

当座貸越というのは、簡単に言うと定期預金を担保に銀行からお金を借りることです。

住信SBIネット銀行を例に説明すると、定期預金を組んだ90%迄の額 or 200万円までのいずれか少ない額まで貸し越しができます。

つまり100万円の定期預金があれば、定期を崩すことなく90万円のお金が借りられるということです。

金利は1.675%かかりますが、リボやキャッシングの金利よりは安いです。

かかる利息の計算自体は少し複雑ですが、具体的な結果だけに目を通してください。

  • 何もしない場合(金利15%):-¥150,000
  • 当座貸越を使い90万円を返済した場合:-¥15,000(残金10万円の金利)-¥15,075(当座貸越90万円分の金利)+¥160(定期預金100万円分の利息)=-¥29,915

この通り、何もしなければ借金100万円の利息は¥150,000ですが、当座貸し越しを使って90万円を一気に返済することにより、支払い利息は約¥30,000となり、約¥120,000円の利息支払いを免れることができます!

ちなみに、定期預金は解約していない状態なので、少ないですが利息もきちんと貰えます笑

金利が比較的低いところから限度額まで借り入れる

定期預金がない場合は、自分が借入れている会社のなかで一番金利の低い所から限度額まで借り、高い所に優先して返済することでトータルの返済額を減らすこともできます。

例えば年利18%のところと年利14%のところでそれぞで50万円ずつを借り入れた場合の金額は以下の通りです。

  • 金利18%(借入額50万円):-¥90,000
  • 金利14%(借入額50万円):-¥70,000
  • 合計(借入額100万円):-¥160,000

このとき、年利14%の方からあと50万円を借り入れて18%の方を完済した場合の金額は以下の通りです。

  • 金利14%(借入額100万円):-¥140,000

この通り、金利の安いところから借り入れ、金利の高いところに返済するだけで、そのまま2件分に対して返済しているよりも¥20,000円の利息支払いを免れることができます!

これは金利差が大きくなればさらに効果は大きくなります!

 

支払いの件数を減らす

おまとめローンも叶わず、定期預金もなく、借入先複数社の金利も同じくらいの場合は、借金の残高が少ない方から優先して繰り上げ返済をしてください!

支払い件数が多いとそれを管理するために脳のメモリを喰われる話をしましたが、実害としてはATM手数料、振込手数料、支払い忘れによる遅延損害金が挙げられます。

借金の残額が少なくても「最低支払金額」というものがあり、それを返済するためにATMからお金を下ろしたり、振込みをすることにより手数料がかかります。

1回は110~330円と少額でも、8年間毎月払い続ければ2万円以上の金額になります。

またその返済の為だけにお金を下ろし、振り込みや入金する時間ももったいないです。

最悪なのは返済を忘れて支払いができなかった場合、遅延損害金などが加算されることです。

これを免れるためにクレジットカード会社に電話をしたり、指定口座に振り込みを行ったりと、どっちにしても時間もお金もかかります。

そのため、金利が同じくらいの場合は必ず件数を減らすことを優先しましょう!

 


さいごに

返済は大変ですが、戦略を立てて行えば必ず終わりが来ます!

これからも、このページでは借金返済に役に立つ内容を更新し続け発信していきますので、一緒に頑張りましょう!

今回、マイナスをいかに減らすかに焦点を当てて説明しましたが、具体的に日々の支出を抑え、稼ぎを増やす方法については「Step 1 貯金0~30万円程の人向けの資産形成方法に記載しているのでぜひ確認してください!

 

 

 

 

 

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